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=和楽=-karaku-

『俺の屍を越えてゆけ』を中心とした遊戯記録帖 ●原作愛・俺★設定炸裂                                            ♪コメント欄で感想や突っ込みなどお気軽にどうぞ                                                      ♪【拍手】で俺つぶイラスト選手権参加絵表示
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*2012.06.07 (Thu)... 【俺屍R和楽一族】1028年 1月~ 3月

 

 また新しい年の幕開けです。


 蕾がいつか花開く日を夢見て進んできた和楽一族。


 朱点童子打倒を掲げて、十年目の春が間近に迫っています。

 

 

●1月(地獄巡り)[咲夜・暁螺・紫雷・秀紫]
 

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●2月(地獄巡り)[咲夜・暁螺・紫雷・秀紫]
 

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●3月(相翼院)[咲夜・暁螺・紫雷・秀紫]
 

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【追記】 奥義について誤表記がありましたので修正しましたm(*- -*)m



【続き読むん?】からどぞ↓

 

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●1月(地獄巡り)[咲夜・暁螺・紫雷・秀紫]

 


秀 紫 「父上、行って来ます!」

桐 梓 「先走って無茶するなよ」

紫 雷 「鍛え上げて参ります」

咲 夜 「回復は怠りませんから、ご心配なく」

暁 螺 「では、参りましょう」

 

 

 この討伐組をラストメンバーにするべく、地獄巡りで初陣の秀紫くん強化の旅です。

 

 

 

・中ボス「脱衣婆&三途の渡し」

 

 手前の飛空大将を2体狩って、体力を微妙に上げた秀紫くんでしたが、

 体の素質が高いお蔭か、父親の桐梓くんの時程ヒヤヒヤしませんでした。


 戦勝点おいしいです。

 

 

咲 夜 「さて、最初は氷雪針地獄で軽くならしてきましょう」

秀 紫 「おー。皆さんお強いので出る幕ないですね

     ちょっと試しに……」

 

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秀 紫 「できました!」

暁 螺 「やるな、秀紫」


 奥義『連発式秀紫』創作。  やっときた……

 本来は、織晴くんが創作する予定だったのですが、

伝授の時期がなかったため、未だに創作されていませんでした。



 2連撃 薙ぎ払い系奥義が揃いました。



 紫雷くんの『双光羽月斬』と合わせて活用してきます。


【追記】

● 『双光羽月斬』前一列。

● 『連発式秀紫』
散弾なら敵全体単発なら敵一体ですね。


 いずれも
薙刀・大筒士の攻撃範囲と同様です。
 

 健康度はたったの「2」という共通点でもお得感満載。

 

紫 雷 「では、修羅の塔に向かいます」

秀 紫 「余裕余裕! 父上譲りのイカズチ砲!

 

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暁 螺 「大将は仕方ないな。

     俺の名弓不知火ですら貫くのが難しい」

咲 夜 「どいてなさい。私に任せて」

 

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 咲夜ちゃんの技水の値がどんどん上がってるので、

通常ダメージでこの威力。


秀 紫 「試しに、”大砲岡鯨”も撃ってみます」 


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 これは会心の一撃(クリティカル)ですが。中々の威力。

 

 やはり悪羅大将には水属性が安定ですね。

 先月のお土産が役に立ちました。
 


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 慎重に蝦蟇狩りしつつ、「大甘露」もちゃっかりもぎとりました。

 実は「神明丹」も嬉しいです。理由は後でわかります。

 着々と準備が整ってますよ!


紫 雷 「帰る前に、ちょっと来い秀紫」

秀 紫 「はい……おっ、こんなカンジですか?」
 


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紫 雷 「流石に、呑みこみが早いな」

秀 紫 「父上に基礎は学んでましたから」

 

 初陣で「太照天」まで覚えてくれました。

 有望株。もうこれは来月も地獄巡りですよ。

 

 技力が少ないので、討伐続行はしません。

 お布団でゆっくり休んでから討伐ですGO!

 

 

●2月(地獄巡り)[咲夜・暁螺・紫雷・秀紫]

 

・中ボス「脱衣婆&三途の渡し」


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秀 紫 「準備運動完了!」


 そろそろ倒さなくても良いんですが、

2ターンで倒せるので戦勝点だけいただきます。

 


 今月はさっさと亡者砂漠を選んで修羅の塔に殴り込みです。


秀 紫 「派手にいきますよ!」
 

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紫 雷 (イカズチ砲の威力が上がっているな……)


 ここまで来ると属性武器補正のない紫雷くんが完全にサポート役。

 当主様なので戦術を練っていただきましょう。

 

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暁 螺 「景気よく稼げますね」

咲 夜 「油断しないでよ」

 


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 女子専用、最強の体防具を入手。

 軽防具なので踊り屋や大筒士にも向きですね。


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 紅一点の咲夜ちゃんに装備します。

 結構上がりますね~。

 

 

秀 紫 「戦果は上々! ってやつですね」

紫 雷 「今月で随分体力伸ばしたな」


 既に秀紫くんは体力800越えです。頼もしすぎる大筒士。

 

 


 上機嫌で凱旋した矢先、

帰還した討伐隊を迎えたのは沈鬱な家族の表情でした。

 

イツ花 「満天様が……」


 歴戦のツワモノでも、朱点の呪いには抗えません……あぁ……

 

紫 雷 「暁螺さん! どうしたんですか、蔵なんかに駆け込んで……」

暁 螺 「養老水……養老水があれば、父上の体も持ち直す!」

紫 雷 「養老水、は……あくまで、身体に作用する期間が

     限られています。お気持ちは察しますが……」

暁 螺 「お前に……何がわかる!?

     父親のまだ生きているお前に!?」


 取り乱す暁螺くんに、紫雷くんは言葉に詰まってしまいました。

 すると、凛とした声が。


咲 夜 「なら、私の話は聞けるんでしょうね、暁螺」

紫 雷 「咲夜さん……」

咲 夜 「満天さんの傍にいておあげなさい。

     先程から、あなたのことを呼んでいるのよ」

 咲夜ちゃんも白金ちゃんが亡くなった時のことを思い起こしているんですね。

 

暁 螺 「…………俺、何も、できないんです。

     父上に、何も、返せてないんですよ……?

     これから、これから朱点を倒そうという時に、

     こんな……!!」

咲 夜 「私達子どもにできることは限られている。

     一緒に過ごせる時間も……だから、

     一瞬でも良い。

     少しでも長く、傍にいてあげなさいよ」


暁 螺 「っっ……!!!」


 暁螺くんは、俯いた顔を上げることはありませんでしたが、

唇を噛み締めて蔵を飛び出して行きました。


 咲夜ちゃんに促されて、紫雷くんも静かに後を追います。


 二人が満天くんの部屋に辿り着いた時には、

暁螺くんが父親の手を、両手で強く握りしめていました。

 

満 天 「当主殿……」


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紫 雷 「……できませんよ、そんなこと……」

雷 遠 「当然だ」

満 天 「はは……よく似ているな。

     暁螺」


暁 螺 「は、い……」

満 天 「悲しみにばかり浸るなよ。真っ直ぐに前を見よ。

     お前は、少し優しすぎるから……そうだな……

     雷遠くらい、素行不良でも構わんよ。見習ってみてはどうだ?」

雷 遠 「どういう意味だよ」

満 天 「……懐かしいな。あの頃は、お前、と姉さんと、あに、うえ、が……」

 

 昔を偲びながら息を引き取った満天くん。


 彼は素質的は高かったのですが、氏神推挙はされませんでした。

ランダムなので仕方ありませんね。


 常世で兄の緋桐くん(桐梓くんの父・秀紫くんの祖父)と酒でも酌み交わしてるでしょうか。


 長く和楽家にいてくれた分、寂しいですね……。

暁螺くんは、満天くんの若い頃によく似ています。

 

 意識しなくても子は親に似るものなのか。


 十年来の和楽家悲願は果たされるのか?


 今世代の子達に全てがかかっています。

 

 

●3月(相翼院)[咲夜・暁螺・紫雷・秀紫]

 

 今月は、暁螺くんのクールダウンも兼ねて、地の底ではなく、地上に行こうと思います。


 秀紫くんが生まれてこの方地獄しか討伐先知らないのもナンですし、

爽やかな相翼院を選びました。

 

秀 紫 「地獄とは全然違って、綺麗なところですね」

咲 夜 「鬼の徘徊する場所でなければ、昼間は美しく見えるわね」

紫 雷 「今の我々の力なら、今月中に奥の院を一掃することくらい

     容易くなりましたからね」

秀 紫 (少しは、気分転換になるといいね)

紫 雷 (だといいが)


 若い子二人、暁螺くんに気を遣っている様子。

 

 悪羅大将達が悲鳴を上げる間もなく狩られていく(笑)中で、

終始暁螺くんは無言でした。瞳はどこか遠くを見ているような。


 そんな彼の焦点が定まったのは、「鬼子母の間」に着いた頃です。

 


・ボス「片羽ノお業」

 

暁 螺 「貴女が、朱点童子を生んだ……」

お 業 「そうよ。事の発端は私。

     私が地上に降りたことが、全ての始まり」

暁 螺 「何故、地上に降りたんだ……?」

お 業 「あの頃は、ただの好奇心だった。でも……

     人間に手酷い仕打ちを受けて、迷妄に惑って鬼になって……

     だけど、たった一つ、変わらない思いがあることに気付いたの。

     それがあったから、私は地上に留まり続けたんだわ」

暁 螺 「それは、一体?」

お 業 「そうね―――――私に勝てたら教えてあげる」

 

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 梵ピン1回くらいだったかな。





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 通常攻撃で打倒できますね。

 本当に強くなったなぁ……

 

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 ということでお業さんも解放です。

 

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咲 夜 「神も人も、誰かを愛し、子を慈しむ思いは変わらない……

     そう、仰りたいのですね」

お 業 「えぇ。天界にいた頃は、こんな物思いは知らなかった。

     でも、家族という絆を知って、血を分けた我が子の救いを願って……

     他力本願と笑われるでしょうけど、それが私の本心なのよ」

紫 雷 「大江山京の悲運も……決して貴女方だけの責任でもなかった。

     様々な思惑が事態を深刻化させていった」

秀 紫 「でも、俺達もキッチリ返礼させて貰いますよ。

     こっちだって、好きで短命種絶背負ってるわけじゃないんですから」

暁 螺 「……朱点を、許せるわけではありません。

     父を死に追いやった悲しみは消えない。

     今はただ、打ちのめしたいだけです」

お 業 「そうね……フフ、灸を据えてやるのが一番かもね。

     それでも私は構わないわ。

     あの子達のこと、頼むわね!!」
 

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 暁螺くんはまだ腑に落ちない点も多いでしょうが、少し前を向けたでしょうか。

彼の内面を考察してたら更新に随分手間取ってしまいました;

 

 満天くんの息子ですから、きっと大丈夫でしょう。

 紫雷くんも覚悟を決めたようです。




 お業さんのところに来たのは、和楽一族にどういったことを語ってくれるのか、

私自身知りたいからでもありました。

 我が家ではこんなカンジです。 書き終えてみて、改めて解放して良かったなぁと思えました。


 更新遅れがちですが、最後までご覧いただいた方、

また時折足を運んで下さっている方、ありがとうございました。






 さて、次回、桜咲くか散るか否か。


 和楽一族最終章です。


 ではまた。
 

 
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